和久洋三のわくわく創造アトリエとは
わくわく創造アトリエとは、和久洋三が考案した新しい幼児教育システム『WAKUメソッド』を実践している子どもと子どもを愛する大人のためのアトリエです。
わくわく創造アトリエでは、すべての子どもが本来持っている創造力(=生きる力)を 自由に無理なく引き出す活動をしています。
『子どもは本来創造的な生命である』という子ども観を基に、五感をたくさん使った遊びと活動で子どもの想像力・表現力を開花させ自信へとつなげていく活動を行っています。子どもの個性を大切にし、それぞれの子ども達の素晴らしさを認めながら、創造力を引き出していくのです。
○テーマ性とストーリー性のある活動を展開
アトリエ活動は積木遊び・造形活動・絵画活動・料理活動と多彩です。
活動は毎回、球・円柱・四角・三角など<形>をテーマに行われます。さらに導入から作品の完成までつながりをもった自然な流れを持たせていますので、子どもの<集中力>が無理なく発揮され、ものづくりの喜びにひたることができます。
○子どもの創造意欲をかきたてる素材をふんだんに使った活動
積木・モザイク・専門家用絵具・粘土・木材など、さまざまな素材をふんだんに使って、ご家庭や幼稚園、学校などではなかなか体験できないダイナミックで高度な活動を展開します。魅力ある発見活動と表現活動が子どもたちの創造意欲をかき立てます。
○少人数体制の子どもの目線にあわせた指導
協会本部の指導を受け、認定を受けた講師が指導にあたります。少人数指導体制を取ってますので教え込むのではなく子ども一人一人の個性や興味に合わせた、きめこまやかな対応ができます。
○童具館でのアトリエ活動25年間の実績が息づいています
童具館(東京都大田区)では1990年に「わくわく創造アトリエ」を開校し、現在まで2000名以上の子ども達がアトリエに通ってきています。25年間でつちかった経験やノウハウがWM(和久式)創造共育法として結実していますが、その中で常に新しい課題を創造し、子ども達の活動がより多様に発展するように運営されています。
和久洋三プロフィール
1966年 東京芸術大学美術学部工芸科工業デザイン専攻卒業。
1968年 同大学院修了 1972年~日本全国の有名百貨店で数十回の個展、催事展。
1980年 ドイツで「優良玩具選定」を受ける。「国際フォルム展」入賞。
1985年 東急百貨店本店にて「和久洋三の童具展」を開催する。
1989年 「童具館」を設立。「わくわく創造アトリエ」を開設し、
子どもの創造教育に取り組む。
1990年 東急百貨店本店にて「童具遊ぶこころ展」(朝日新聞社主催)を開催。
1994年 第2回世界乳幼児学会(スペイン)ゲスト講演。
1995年 文部省「幼稚園の園具・教具の整備等に関する調査研究協力者」委員。
1995年~1997年、NHK「すくすく赤ちゃん」に出演。
2006年 NHK「すくすく子育て」に出演。
2007年 神戸ビエンナーレ「和久洋三の童具・積木で遊ぼう」展。
2012年 日本乳幼児学会ゲスト講演。
2013年 神戸ビエンナーレ・創作玩具国際コンペティション審査員。
主な著作
『遊びの創造共育法(全7巻)』
『子どもの目が輝くとき』
『育つ喜び育てる楽しさ(汐見稔幸 共著)』
(以上、玉川大学出版部)他多数
『平凡社大百科辞典』
『ブリタニカ国際大百科辞典』で玩具の項執筆。
『小学校国語1年』(学校図書)他、中学校・高等 学校教科書執筆掲載。
吉祥寺プレイルームより
「和久洋三のわくわく創造アトリエ 吉祥寺プレイルーム」は、子育てにやさしい街「吉祥寺」に2015年に開設されました。
内装の壁塗りやタイル貼り、扉の塗装など可能な部分は自分たちで作業して作り上げた手づくりのアトリエとして始まりました。
現在、吉祥寺のアトリエは、子どもたちのパワーと保護者のご協力によって、生き生きとした創造的な空間になっています。
ここでは、子どもたちが五感を使う様々な活動を通して、遊び、笑い、そして自分の「好き」を探りながら表現活動をしています。
そんなアトリエでの活動の中で創造力と自己肯定感が育まれ、いつの間にか自信という大きな財産を獲得します。
代表の立松は、人間(子ども)の本質に向き合うことで生まれた和久洋三の創造共育法に感銘を受け、2001年に最初のアトリエを開設しました。
以来、「子どもたちの目が輝き、わくわくする体験を創出したい!」という変わらぬ思いを持ち続け今日に至ります。
お子様の成長の喜びを保護者の皆さまと共有できるのは、ほんとうに幸せなことです。
ぜひ、吉祥寺プレイルームにいらしてください。
皆さまとの新しい出会いを楽しみにしています。
講師紹介
立松弘美
吉祥寺プレイルーム代表講師。
愛知県立旭丘高校美術科、愛知県立芸術大学で絵画・彫刻を学ぶ。 和久洋三氏より創造共育法を学び、その子ども観と教育法に感銘を受ける。
2001年に『和久洋三のわくわく創造アトリエ』の立ち上げに参加するとともに神奈川県相模原市に同アトリエを開設。
2015年には東京都武蔵野市に 2つめとなるアトリエ・吉祥寺プレイルームを開設。
立松詠士
多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。
ゲーム開発会社に勤務し、キッズアーケードゲームやスマートフォンゲーム開発のマネージャー・ディレクター・企画・デザイナー等を務める。
2023年より吉祥寺プレイルームアトリエ講師に就任。